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月別アーカイブ: 2025年5月

第12回ハウスクリーニング雑学講座

皆さんこんにちは!

 

合同会社コンノクリーンサービス、更新担当の中西です。

 

 

 

ハウスクリーニングの鉄則 〜信頼と満足を生むプロの清掃哲学〜

 

 


今回は、ハウスクリーニング業界における**“鉄則”**についてお話しします。


ただキレイにするだけではない、プロとしての心構えや仕事の原則。それらは、お客様に信頼されるサービスを提供し続けるために欠かせないものです。


鉄則①:清掃は「見えないところ」こそ本気でやる

 

目に見える汚れを落とすことはもちろんですが、プロの清掃は“見えない場所”までが勝負です。

  • 冷蔵庫や洗濯機の裏側

  • キッチンの棚の奥、換気扇の内側

  • 窓サッシやカーテンレールの隅

こうした部分にまで手が届いていると、お客様からの信頼は一気に高まります。


鉄則②:素材を見極めて“最適な方法”を選ぶ

 

たとえば…

  • 水回りに強い酸性洗剤 → 大理石には使えない

  • メラミンスポンジ → 傷つきやすい塗装面には不向き

**“ただ落とす”のではなく、“傷めずに美しくする”**のがプロの役割。
そのためには、素材知識や洗剤の特性、道具の選定までが必須です。


鉄則③:お客様対応は“清掃と同じくらい大事”

 

ハウスクリーニングは、「家に上がるサービス」です。だからこそ、お客様との信頼関係づくりがとても重要です。

  • 明るく丁寧な挨拶

  • 作業内容・所要時間の明確な説明

  • 作業後の仕上がり確認と報告

不安を取り除く「コミュニケーション力」こそが、リピーター獲得につながります。


鉄則④:“道具と技術”の進化を止めない

 

プロの現場では、年々進化する機材・洗剤の情報をキャッチアップし続ける必要があります。

  • スチーム洗浄機、高圧洗浄ノズル、バキューム機器の活用

  • 環境に優しい洗剤(エコ洗剤)の導入

  • 狭所清掃や高所対応のアタッチメント研究

「今までのやり方」で満足しない姿勢が、信頼と品質の維持につながります。


鉄則⑤:心をこめて、期待を超える

 

たとえば…

  • トイレの清掃後にペーパーホルダーを磨いて光らせる

  • お風呂の水滴をクロスで丁寧に拭き上げてから退室する

  • 室内に入る際は必ず靴下を履き替える

こうした「+α」の心配りが、“お願いしてよかった”という感動を生むのです。


✨まとめ:“プロの清掃”は、技術×心づかいで完成する

 

ハウスクリーニングの鉄則とは、単に部屋をきれいにすることではありません。
お客様の時間・空間・心を尊重し、期待を超える価値を提供すること。

それこそが、信頼されるハウスクリーニングの本質です。

次回もお楽しみに!

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第11回ハウスクリーニング雑学講座

皆さんこんにちは!

 

合同会社コンノクリーンサービス、更新担当の中西です。

 

 

 

ハウスクリーニングの歴史 〜暮らしの進化とともに歩んだ清掃サービス〜

 

 


今回は「ハウスクリーニングの歴史」に注目してみましょう。


今でこそ「プロに清掃を依頼する」という選択肢が一般的になりましたが、実はこの業界、意外なほど深い背景と進化の歴史を持っています。生活様式や価値観の変化とともに発展してきた、ハウスクリーニングの歩みをひも解いてみましょう。


🧹1. 自分で掃除をするのが当たり前だった時代

 

かつて、日本では「掃除は家庭の仕事」とされてきました。
特に昭和30〜40年代までは、主婦(主に女性)が日常的に家中を掃除するのが当然で、業者に頼むという発想は一般的ではありませんでした。

  • 畳のホコリははたきで

  • 掃き掃除、雑巾がけが日課

  • 換気扇やガス台の油汚れも自分でゴシゴシ

道具も「ほうき・雑巾・ちりとり」などの手作業中心で、家電製品は掃除機程度しか普及していませんでした。


🏠2. 住宅設備の近代化が“プロの手”を求めた

 

昭和50年代以降、住宅が急激に変化します。

  • システムキッチン、ユニットバスの普及

  • カーペットやフローリングの床材の多様化

  • エアコン・レンジフードなどの機械設備の複雑化

これらの変化により、「家庭では落としきれない汚れ」が増加。さらに共働き家庭の増加と高齢化が重なり、“自分で掃除する余裕がない”という需要が顕在化しました。


🧽3. 1980年代:清掃業からハウスクリーニング業へ

 

このころから、ビル清掃や工場清掃を専門にしていた業者が、一般住宅にも進出するようになります。

  • エアコンクリーニングの専業業者が登場

  • 水回り清掃、空室清掃の専門サービスの確立

  • 不動産管理業者や建築会社との連携強化

これにより、業界は一気に“サービス業”へと転換。職人から接客対応まで求められる新しい職種として、ハウスクリーニング業が確立されていきました。


🧼4. 平成〜令和:個人宅サービスが定着し、細分化へ

 

1990年代後半から2000年代にかけて、インターネットの普及や口コミ文化の進展とともに、「掃除を頼む」ことが日常の選択肢として浸透します。

  • 子育て世代・高齢世帯・単身者の利用が増加

  • 「お掃除本舗」「ダスキン」など全国ブランドの台頭

  • 口コミ・SNSによる差別化が加速

さらに、以下のような細分化サービスが登場:

  • エアコン・洗濯機の分解洗浄

  • 在宅・空室クリーニングの明確な区別

  • 1時間単位の定期サービス化

現在では「家をキレイにする」だけでなく、「暮らしを快適に保つためのパートナー」としての存在価値が認識されています。


✨まとめ:ハウスクリーニングは“暮らしの進化”の一部

 

生活が複雑になるにつれ、掃除もまた専門化・プロ化が求められるようになりました。
ハウスクリーニング業界は、単なる清掃業から生活支援サービスへと進化してきたのです。

次回は、そんなハウスクリーニングの現場で守られている“鉄則”についてご紹介します!

次回もお楽しみに!

 

 

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