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皆さんこんにちは!
合同会社コンノクリーンサービス、更新担当の中西です。
今回は、ハウスクリーニング業界における**“鉄則”**についてお話しします。
ただキレイにするだけではない、プロとしての心構えや仕事の原則。それらは、お客様に信頼されるサービスを提供し続けるために欠かせないものです。
目に見える汚れを落とすことはもちろんですが、プロの清掃は“見えない場所”までが勝負です。
冷蔵庫や洗濯機の裏側
キッチンの棚の奥、換気扇の内側
窓サッシやカーテンレールの隅
こうした部分にまで手が届いていると、お客様からの信頼は一気に高まります。
たとえば…
水回りに強い酸性洗剤 → 大理石には使えない
メラミンスポンジ → 傷つきやすい塗装面には不向き
**“ただ落とす”のではなく、“傷めずに美しくする”**のがプロの役割。
そのためには、素材知識や洗剤の特性、道具の選定までが必須です。
ハウスクリーニングは、「家に上がるサービス」です。だからこそ、お客様との信頼関係づくりがとても重要です。
明るく丁寧な挨拶
作業内容・所要時間の明確な説明
作業後の仕上がり確認と報告
不安を取り除く「コミュニケーション力」こそが、リピーター獲得につながります。
プロの現場では、年々進化する機材・洗剤の情報をキャッチアップし続ける必要があります。
スチーム洗浄機、高圧洗浄ノズル、バキューム機器の活用
環境に優しい洗剤(エコ洗剤)の導入
狭所清掃や高所対応のアタッチメント研究
「今までのやり方」で満足しない姿勢が、信頼と品質の維持につながります。
たとえば…
トイレの清掃後にペーパーホルダーを磨いて光らせる
お風呂の水滴をクロスで丁寧に拭き上げてから退室する
室内に入る際は必ず靴下を履き替える
こうした「+α」の心配りが、“お願いしてよかった”という感動を生むのです。
ハウスクリーニングの鉄則とは、単に部屋をきれいにすることではありません。
お客様の時間・空間・心を尊重し、期待を超える価値を提供すること。
それこそが、信頼されるハウスクリーニングの本質です。
次回もお楽しみに!
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皆さんこんにちは!
合同会社コンノクリーンサービス、更新担当の中西です。
今回は「ハウスクリーニングの歴史」に注目してみましょう。
今でこそ「プロに清掃を依頼する」という選択肢が一般的になりましたが、実はこの業界、意外なほど深い背景と進化の歴史を持っています。生活様式や価値観の変化とともに発展してきた、ハウスクリーニングの歩みをひも解いてみましょう。
かつて、日本では「掃除は家庭の仕事」とされてきました。
特に昭和30〜40年代までは、主婦(主に女性)が日常的に家中を掃除するのが当然で、業者に頼むという発想は一般的ではありませんでした。
畳のホコリははたきで
掃き掃除、雑巾がけが日課
換気扇やガス台の油汚れも自分でゴシゴシ
道具も「ほうき・雑巾・ちりとり」などの手作業中心で、家電製品は掃除機程度しか普及していませんでした。
昭和50年代以降、住宅が急激に変化します。
システムキッチン、ユニットバスの普及
カーペットやフローリングの床材の多様化
エアコン・レンジフードなどの機械設備の複雑化
これらの変化により、「家庭では落としきれない汚れ」が増加。さらに共働き家庭の増加と高齢化が重なり、“自分で掃除する余裕がない”という需要が顕在化しました。
このころから、ビル清掃や工場清掃を専門にしていた業者が、一般住宅にも進出するようになります。
エアコンクリーニングの専業業者が登場
水回り清掃、空室清掃の専門サービスの確立
不動産管理業者や建築会社との連携強化
これにより、業界は一気に“サービス業”へと転換。職人から接客対応まで求められる新しい職種として、ハウスクリーニング業が確立されていきました。
1990年代後半から2000年代にかけて、インターネットの普及や口コミ文化の進展とともに、「掃除を頼む」ことが日常の選択肢として浸透します。
子育て世代・高齢世帯・単身者の利用が増加
「お掃除本舗」「ダスキン」など全国ブランドの台頭
口コミ・SNSによる差別化が加速
さらに、以下のような細分化サービスが登場:
エアコン・洗濯機の分解洗浄
在宅・空室クリーニングの明確な区別
1時間単位の定期サービス化
現在では「家をキレイにする」だけでなく、「暮らしを快適に保つためのパートナー」としての存在価値が認識されています。
生活が複雑になるにつれ、掃除もまた専門化・プロ化が求められるようになりました。
ハウスクリーニング業界は、単なる清掃業から生活支援サービスへと進化してきたのです。
次回は、そんなハウスクリーニングの現場で守られている“鉄則”についてご紹介します!
次回もお楽しみに!
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